道端に生えている草花を見ても知性があるようには見えないし、脳のある動物より圧倒的に下位の存在だという一般認識を覆し、さらには、人が花を見て美しいと思うのは、実は人間を操って世界に広がっていく手伝いをさせているのではないかという少々怖い仮説まで飛び出す本。 ...