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●今より少し速く歩く
●ニンジン、ゴボウ、ネギ、ショウガを欠かさない
●絶対に「食べ過ぎ」をしない
●読書と計算
●若さのバロメーター = 目と歯のケア……
気になる老化を阻止するための決め手は〈下半身の若さ〉。「今すぐできること」が、これだけあります。「いい姿勢」で病気にならない体、若々しい内臓をつくる。「年を取らない食べ方」を実践する。「肌の老化、髪の老化」を食い止める簡単な方法を行なう……こんな「頭」も「心」も若くあり続ける日々の刺激ポイントを実行するだけで、「毎日がもっと楽しい……」が実現します!

下半身の筋力低下を阻止

老化とは、漢方でいう「 腎虚」であり、簡単にいえば「下半身の筋力低下」が大きな要因になっていることは前章からでも明らかである。では、加齢とともにどんどん減ってくる下半身の筋力を、どうすれば維持することができるのか。テレビの通信販売の番組などでは、さまざまな運動器具やトレーニングビデオが売られている。ダイエット目的などで、実際に試された方もいることだろう。しかし、本当に期待通りの効果が得られただろうか。また、効果が得られるまで継続できただろうか。下半身の筋力が衰え出す 40 代、 50 代は、仕事に生活に、いちばん忙しい世代だろう。その忙しい日々の中で、誰でもどこでもできて、すぐに効果が実感できる方法でなければ、なかなか続かないのも当然である。この章では、老化防止に直結する「下半身の筋力強化」に絞って、ラクに続けられるいちばん効果的な方法を示していこう。シンプルにまとめれば、 「歩くこと」(ただし、歩き方には絶対的なコツがある) 「スクワット」「もも上げ運動」(いま、この場でできる) 背筋と腹筋の強化(「いい姿勢」が健康な内臓をつくる)である。

僕は日々座って作業することが多いので、歩く距離といったら一日4000歩程度。これでは筋力が低下してしまうので、スクワットを日々の軽い運動に取り入れている。各所の筋トレを週2で腹筋だけは毎日というメニューでだ。簡単な筋トレなら 一日15分程度で終えられるのでみなさん自分に合った方法で筋トレを習慣にしてみては?その際、はじめから負荷の大きいものをやろうとせず軽いものからにすると習慣化しやすいです。

タンパク質

畑の肉といわれるほど優秀なアミノ酸を持つ大豆タンパク質も、消化が悪いのが欠点である。しかし、納豆にはタンパク質を分解するプロテアーゼ、でんぷんを分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼなど、さまざまな消化酵素 が含まれているので、大豆の栄養素をしっかりと吸収することができる。また、大豆と同様にB1、B2、B6、E、Kなどのビタミン、 高脂血症 や老化を防ぐサポニン、脳のはたらきをよくするレシチンなど、健康増進、抗老化成分が豊富に含まれている。納豆に含まれるピラジンやナットウキナーゼは 血栓 を防ぎ、血行をよくする ので、 脳梗塞 や 心筋梗塞 の予防になるが、もちろん、陰茎の血行もよくし、精力増強に役立つ。納豆のネバネバ成分のムチン(タンパク質の一種)には強壮作用があり、「夫婦で納豆を多く食べれば、納豆のような仲(からみ合って、いつも仲 睦まじい夫婦)になれる」と昔の人はいっている。さらに納豆にはムチンのほか、精子の頭部の成分である「アルギニン」が含まれているので、強精作用が強力である。

納豆は比較的安価なものなので小腹が空いた時に食べたりしています。強壮作用があるとは知りませんでしたが体に良いことは確か。

「外見の若さ」は何から?

「外見の若さ」は、肌の美しさやハリ、髪の毛の豊富さやツヤ、瞳の輝きや歯の美しさなどによって大いに影響される。肌の美しさやハリを保ち、守るためにはどうすればいいか。  美しい健康的な肌とは、 表面にツヤと潤いがあり、なめらか 柔らかく、弾力性がある シミ やソバカスがなく、イキイキとして血色がいいというものだろう。肌の表面には、汗腺や 皮脂腺などの分泌腺があり、水分や皮脂を分泌して、肌に潤いと滑らかさ、ツヤを与えている。こうした分泌腺が十分にはたらくのも、また、肌にたまってシミやソバカスの原因となるリポフスチン(過酸化脂質と変性リポタンパク質の複合体)などの色素や老廃物を、肝臓や腎臓などの解毒臓器に運んでいくのも、肌に十分な血液がめぐることによって、はじめてできることである。そのためにも、 適切な食べ物を摂り、運動や入浴、正しい心の持ち方などで、きれいな血液をつくり、血液の循環をよくすることが必要なのだ。

肌が綺麗だと若々しく見えるので適切な食事、運動や入浴、そして男性であってもスキンケアは忘れずに行うことが大事かと思います。男性だとスキンケアが若い世代にしか浸透していないようなので、僕のようなアラフォーでスキンケアをやっている人とそうでない人では差が出て来ます。

いつまでも若くありたいと思う人のための若さを保つ習慣をまとめた書籍。老化を防ぎ病気も予防できる食べ方、生き方とは?