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いったん悩んでしまうと 、辛い 、苦しい 、悲しい 、重い 、暗い 、というマイナス気分に浸っている感じになります 。だから 、誰でも早く解決したいと思うでしょう 。もちろん 、解決したいという気分さえ起こらずに 、ひたすらお悩み街道まっしぐら 、という人も結構います 。そういう人は 、悩みのスパイラルにはまり 、なかなか這い出せない 。そして 、ウツウツとその中で考え込んでしまう 、という状況に陥ってしまうのです 。だから 、まず悩みがあったら解決しよう 、と思うことが大切です 。

「私ばかり忙しい」サイクルから脱出しよう

あなたは、本当は「良くやっていると、私を認めるべきなのよ」と考えたり、「誰か私を手伝うべきなのよ」と要求したりしていませんか。「私がこれだけやっているんだから、もっと周りは認めるべきよ」という考えだった場合、そんな考えを持ちながら、家事や育児や仕事をしていても当然おもしろくないし、ストレスも 溜まりますね。ここから脱出するには、他の考え方がないか視点を変えてみることです。 「毎日忙しくて大変だけど、私だからこそやれるのよ。偉いわよね」 「世の中、私より大変な人だってたくさんいるわ」 「どうせ、私がやることなんだから、やるなら楽しんでやるようにしてみよう」 「これから毎日、寝る前に自分で自分をほめるようにすればいいわ」 「こんなにたくさんのことをしているんだから、紙に書いて周りに気づいてもらおう」まだまだ考えれば、いろいろなことを思いつくのではないでしょうか。もちろん、現状を変えたいならば、やることを誰かに分担してもらう、減らすということも考えられるでしょう。でも、それが無理ならば自分自身の考え方を変えてみるほうが、ラクだと思いますよ。

忙しいと他人のことに目がいかなくなり、同じぐらい忙しくしている人がいても、そこにわずかでも余裕のようなものを感じただけで自分ばかり忙しく感じてしまう。子育て世代のママや残業の多い仕事場など忙しい人はいくらでもいるのに、なぜ自分ばかりと。このサイクルから抜け出さないと一生忙しいと言い続けることに。まずは趣味や自由な時間をスケジュールに組み込むことにしてみましょう。そうすると案外時間は捻出できるものです。

「思い通りにしたい」のは現実的ですか

心理学では、「他人と過去は変わらない、だから自分が変わること」とよく言われます。自分の思い通りにしたいと思うのであれば、まず自分から行動して「こうあってほしいな」ということを相手に誠実に伝えることが大事です。もしそれがだめでも、すぐにイライラしたり、がっかりしたりせずに、「まあ仕方がない。様子を見てまた言ってみよう、行動してみよう」というように、思考を転換するのがコツです。また、自分自身の行動や能力に対しても、「いつも上手くいくわけがない。上手くいくときがあればそれでいい」「まあ、いいか。次はもっと工夫してやってみよう」という考え方に変えたほうが、結果、自分の理想に近づけます。期待した通りにできたり、できなかったりするから人生楽しいのです。自分の型にあてはめた人生ばかりじゃ、つまらないですよ。少しは、「こんなこともあるさ」と楽しむ余裕が持てればいいですね。

何もかも思い通りになったら人生楽しいだろうなと思うのは皆一緒だが、ままならないから、ここの事象が実現した時嬉しいのではないでしょうか。スイッチを切り替えて、思い通りにいったことを数えてみるといいと思います。

コミュニケーションが苦手なあなたへ

コミュニケーションの法則を見ていきましょう。 コミュニケーションの基本は挨拶です。笑顔と態度だけでも自分の気持ちは伝わります。 会話は、話す人と聞く人で成立します。自分が話し好きな人は、聞いてくれる人に感謝。自分が話しベタでも、楽しい話をしてくれる人がいれば、感謝。 話すときは、いつもどんな内容が多いのかチェックしましょう。愚痴や悪口、自慢ばかりならば気をつけましょう。幸せが逃げてしまいます。 聞くときは、どんなふうに聞いていますか。自分の態度や表情は重要です。自分の伝えたいことを素直に誠実に、さらに感情も伝えていきましょう。 ワンランクアップするならば、いつでも誰でも同じコミュニケーションではなく、相手に対応した上手な会話ができるように心がけましょう。このようなことに気をつけてコミュニケーションをとっていくと、相手と信頼関係が築けるようになります。上手に話ができなくても、大丈夫です。自分の気持ちを素直に伝えられて、そして相手を思いやる誠実な聞き方ができて、それにプラスいい表情が伴っていれば、幸せな人間関係ができてくると思います。コミュニケーションが円滑であれば、家族、集団、職場といった場でも、大きなストレスもなく、楽しくすごしていけるのではないでしょうか。自分からの一方通行ではなく、常に相手がいることを忘れない、相手の立場に立って物事を見る姿勢を持つこと、相手の気持ちを理解すること、それがいいコミュニケーションです。

僕はコミュ障と自分では思っているが、これは初対面の相手に対してのことで、自分が思うほどのものではないのではと思った。相手の立場に立って気持をおもんばかることができるのだから。

悩みのパターンを4つに分類して、スキッと気持を楽にしてくれる書籍。自分の悩みは多くの人と同じようなもので、解決方法は色々とあります。