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メンタルはからだの後についてくる
だから、心を整えるには、先に体をコントロールすればいい
英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして注目を集め、テレビのみならずYouTubeでの公開動画再生数も上昇の一途のメンタリストDaiGo。今回初めて、これまで語られることのなかった「メンタリストDaiGoが日々実践する健康法」を公開!

「朝」の過ごし方で1日が決まる

最近の研究を調べてみると、 食事は1日3食とる必要はなく、1日3食食べる人はむしろ老化を早めることがわかってきたのです。また、朝食を抜くと食欲が増えて太りやすくなるというのも、じつはそうではないことがわかっています。これは、2014年に283人を対象に行なったRCT( 対象者の偏りを避け、客観的に効果を評価することを目的とした研究試験)により明らかになりました。この実験では、対象者を次の三つのグループに分けて、朝食以外は自由に食事をとってもらいました。

*朝食に食物繊維が少ないシリアルを食べたグループ

*朝食に食物繊維が多いオートミールを食べたグループ

*朝食抜きのグループ

16 週間にわたって実験を行ない、終了後、体重と体脂肪、コレステロール値や血圧などの健康指標を測定しました。その結果、体重が大幅に減少したのは朝食抜きのグループだったのです。以下に、実験結果をまとめておきます。

*シリアルグループ……平均 0・12 キログラム減少

*オートミールグループ……平均 0・26 キログラム増加

*朝食抜きのグループ……平均 1・18 キログラム減少

朝食抜きのグループは、食事制限をいっさい行なっていないにもかかわらず、大幅に体重が減少しています。それ以外のグループは、ほとんど変化がありませんでした。研究者によると、 朝食抜きのグループが昼や夜にドカ食いをしたり、無駄に間食をしたりすることはなかった とのことです。無理することなく、結果的に総摂取カロリーが減って、自然とダイエットができていたということです。つまり、朝食抜きは太るどころか、ダイエットをしたい人にはおすすめだということになります。

僕は週2回だけ朝食をとる。後の5日間は朝食抜き慣れてくると夕食を食べてから昼食までの時間プチファスティングが成立します。これが案外具合がいい。僕の親世代は朝食を抜くのは健康に悪いだとか太るだとか言うが(笑)

ストレスも味方につける「昼」の過ごし方

人間は、塩分・糖分・脂肪分に対して際限なく欲求が爆発し、暴走します。それにいち早く気づいたのが加工食品業界の人たちです。1970年代ごろ、この三つの成分をうまく組み合わせることで、人間の食欲を無限に引き出すことを利用した食品が販売されるようになりました。実験心理学者のハワード・モスコウィッツ博士は、糖分の魅力を最大限に引き出す方法を研究し、次のような実験を行ないました。

*成分をさまざまな組み合わせにして味覚テストを行なう

*糖質がどれだけ入っていると脳がもっとも興奮するのか、つまり人間がもっともおいしいと感じるのかを調べる

その結果、次のことがわかりました。

*糖分は、ある一定量を超えるとその魅力が減る

*量が増えるほど、無限に脳の興奮が高まるわけではない

ちなみに、糖分のベストな量は「至福ポイント」と呼ばれますが、加工食品業者はこの「至福ポイント」を利用したのです。具体的には、 人間がもっともおいしいと感じやすい数値に糖質を調整し、商品化することで中毒性を引き出し、継続的に商品を売ることに成功したのです。

中毒性が高くて太りやすい物の最たるものがポテトチップス。薄くスライスされた表面は油でいっぱい。しかも塩分も高め。ダントツでナンバーワンの太る食品だろう。

「夜」のしっかりメンテナンス法

みなさんのなかには、寝る前や夜中に炭水化物をとると太ると思っている人が多いと思いますが、それはウソです。太るかどうかは総摂取カロリーによるので、夜食べようが、昼食べようが、朝食べようが、太る率は変わらないという研究があります。本当に、まったく変わりません。さらに、炭水化物は夜食べたほうがいいという研究もあります。 寝る2時間前に、おにぎり1個ぶんの糖質をとると睡眠の質が上がり、よく眠れるようになる というのです。これは、成長ホルモンが分泌されて、体のあちこちの脂肪が脂肪酸に溶け出して血液に流れるからです。そのため、翌日運動すると、かえって脂肪が燃えるようになるという研究もあります。ですから、ダイエットをしている人も、ある程度は糖質をとったほうがいいのです。寝る 2 時間前に糖質をとると、よく眠れるようになって、さらにやせます。また、 キウイを2個食べると睡眠の質が上がる という研究もあるので、私も寝る1時間前にキウイを 2 個食べています。夜に糖質をとってはいけないというのは完全に迷信です。むしろ糖質をとらないと睡眠の質が下がり、仕事に支障が出て、メンタルも病むので、いいことは何もありません。医師のなかにも、ダイエットのために糖質制限がいいと言っている人がいますが、医師がそんなことを広めるのはかなり問題だと思います。ダイエットをめざす人にまず知っておいていただきたいのは、 人が太るのは炭水化物の量ではなく、総摂取カロリーによる ということです。ご飯を食べなければ、そのぶんカロリーが減るわけですから、当然やせます。

夜、小腹が空いてもその日のカロリー摂取量が少なければ食べてもいいと言うことですね。

今まで信じられてきた健康法は最新の科学によって覆されつつあります。最新の健康法にアップデートして迷信とはおさらばしましょう。