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残業とストレスをなくす47の習慣。人と同じことを、同じときにしない。まず雑用から、片づけていこう。仕事の上手なサボり方を、覚えよう。置く場所と、探す時間がもったいない。メモや書類は、捨てるためにある。

人が休んでいる時間にやる

いまは電子黒板などがありますから簡単に縮小できますが、電子黒板のない時代です。「中谷、この模造紙、A4で1枚にしておいて」と言われ、縮小を5回も6回もとって、切り貼りしていきます。ところが、コピー機は混んでいます。待ち時間のほうが長くなる。そこで待っていると、「遅い。1枚のコピーに何時間かかっているんだ」と上司に怒られます。いちばん怖いのは「もう君には頼まない」と言われることです。あなたは早く雑用から解放されたいと思うでしょう。しかし、雑用を頼まれているうちはまだいいのです。雑用を頼まれなくなったら、見捨てられたということです。 「あいつはダメだ」「あいつに頼んだら遅い」とみなされたと考えてください。そのとき、私はどうしたか。たとえば、 12 時から1時までが昼休みとします。コピーをとる部屋は、昼休みあけの1時からが混みます。ところが、 12 時から1時までは空いているのです。その時間帯に行くと待たないでコピーできます。だからずっと昼休みにコピーをとっていました。これが正しい時間の使い方です。 「コースで抜けないものはピットで抜け」と同じで、昼休みを休み時間にしないということです。この時間に抜いてやろうと考える。みんながやっているときに同じことを同じ時間帯でしたら、時間はいくらあっても足りません。それが時間のムダづかいを省くコツです。こういうことはたくさんあります。

休憩時間をシフトすることで問題を回避する例。同僚とのランチが鬱陶しいという人にも休憩時間のシフトはお勧めです。みんなが休んでいるときに働けば、効率よく作業を進めることができる。

まずは趣味の時間を確保する

波頭さんは、仕事の仕方もプロフェッショナルですが、遊びも猛烈にマニアックです。1年のはじめに年間の釣りのスケジュールを決めて、趣味の時間のカレンダーを埋めてから、残りの時間で仕事のスケジュールを立てるのです。これが、これからの時代の生き方の大事なポイントです。与えられた仕事をどんなに長時間ダラダラやっていても、誰からも叱られないで、逆にそれが評価されるような古くさい会社で、「自分の時間は、仕事が終わってから」などと考えていたら、自分の時間などは永遠にとれません。自分の時間をまず最初に確保する覚悟をもってください。

働き方改革で就業時間や日数も自由になってきています。これを活用しない手はありません。自分のやりたいことをスケジュール帳に先に組み込んでしまい、そこから仕事を入れていく。するとお金を時間に変換することが可能になり、自分の時間を満喫できます。一年暮らせるだけの収入を得たら、そこからはずっとバカンスでもいいわけです。まだまだこうした働き方は浸透していませんがこれからは多くなってくることでしょう。時間とお金のトレードオフ関係を考え直してみましょう。

自分のゴールデンタイムを知る

自分のゴールデンタイムはいつか、考えてみましょう。これが自分のゴールデンタイムだというのをもつと、その時間に効率のよい仕事をすることができます。 1日中、頑張らない。いちばんヘタな時間の使い方は、1日中頑張ろうとすること。1日中頑張ろうとすると、いちばん頑張れるはずの時間に頑張れません。1日のなかでも、調子がのって仕事がはかどる時間帯と、全然調子がのらずはかどらない時間帯があります。はかどる時間帯がいわゆるゴールデンタイムですが、はかどらないときに焦ってしまうのです。5時間で100の仕事をしようと考えたときに、1時間に 20 個ずつやっていけばいいと考えます。でも、1時間で 10 個しか進まない時間帯もあります。このときに焦るのです。焦る必要はまったくありません。焦ると、そこで気をつかって、精神的に時間を消費してしまいます。 「これはきっとゴールデンタイムではないんだな。ゴールデンタイムが来たら、そこで取り返せるだろう」というぐらいの気持ちで、長時間の仕事をやっていけば、必ずゴールデンタイムがやってきます。ゴールデンタイムという発想をもつことは、ヒマなアイドルタイムがあってもいいということでもあります。アイドルタイムは、仕事をしていない時間ではなく、それほど仕事がはかどらない時間帯ということです。

時間の使い方が上手な人は自分のゴールデンタイムをよく知っています。よく言われるのが朝型がいいよというものだが、体質的に夜の方が捗るというのであればそれでも構わないと思います。

仕事ができる人はどのように時間を使っているのか?残業をなくして仕事を効率化させるための施策がいくつも紹介されています。こうした習慣をインストールして、仕事の効率化を図りましょう。