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モノを減らすと、自信がわいてくる。―「もったいない」「いつか必要になる」そんなふうに考えて机の上が物置になっていませんか?能率のいいスピード人間は、「本当に必要なモノ」だけで十分なのです。本書は「整理とは捨てること」と語る著者が「まず、新聞紙を捨てよう」「安くても、まとめ買いをしない」など、仕事や生活に役立つ実践的整理術を紹介。実行すればライフスタイルが変わる。

収納を人に見せることはできますか

モノを捨てることで、運が開けます。 決断力がつく。整理をすることで、あなたは決断力がつきます。捨てることはかなりの決断力を必要とします。整理は引っ越しの時に限ったことではなく、毎日のことです。誰でも「とりあえず取っておくというモノは、なしにしよう」と言われたら悩みます。捨てるか捨てまいかという時の決断は、買うか買うまいかという時とは比べものにならないほどの大きなエネルギーを必要とします。またモノを買ったり集めたりするよりも、捨てるほうが大きなエネルギーを使うものです。結婚より離婚のほうが大変であるのと同じです。捨てることであなたの決断力が 鍛えられるのです。決断力は、1人の人間として成功するために絶対に必要なことです。決断力を鍛えるためには、「捨てる」という行為が大事です。捨てないと決断力がどんどん 鈍っていきます。すべてを保留にすることは、あなたの生き方に反映します。今あなたが机の上にとりあえず何でも取っておいているなら、あなたに降りかかっているすべての問題を後で考えようと山積みにしているに等しいのです。これは、あなたの人生の問題を山積みにしていることになります。古い新聞や週刊誌を、いつか読むかもしれない、いつか必要になるかもしれない、と家の中に積み上げておいたら大変なことになります。しかし、人生においてはこれと同じことが実際に起こっているのです。 頭が整理される。モノを整理することによって、あなたの頭の中が整理されます。目の前のモノを片づけることは、頭の中を片づける作業です。片づけをする時、これはここへ置いておこう、これはここへ収納しよう、これはこのファイルの中に入れよう、と1つ1つ考えることが必要になります。

物を捨てるのは、購入する時よりパワーがいるというのには同感。それもちょっと負のパワーがかかるように思います。物を買うときには、明るい陽のパワーで楽しく買い物ができますが、いざ買ったものを捨てる際には、せっかく気に入って買ったものだから、捨てるのはもったいないという意識がはたらいてそれを躊躇させます。それを乗り越えなければ部屋はどんどんもので溢れかえってしまいます。定期的に今あるものは本当に必要かどうかを精査し取捨選択する習慣をつけておくと良いでしょう。

僕は読書が趣味なので、ほおっておけば本がどんどんたまっていきます。なので本棚を小さくして、机の上のわずかなスペースとその棚に入る分だけ本をとっておくことにしました。すると、いらなくなった本(おそらく二度と読むことがないであろう本)をブックオフに売却してちょっとした小遣い稼ぎに。いらなくなった趣味のものとかも全て売却!僕の場合は趣味でDJの真似事をやっていたのですが、自分の中でブームが過ぎたので、機材を売却。増え続けたレコードも売却してAppleWatchとPowerbeats Proの購入資金に新たに得たこれらのガジェットで日々の生活が少し豊かになりました。

「いつか必要になるモノ」が一生のゴミになる

「いつか必要になるモノ」は、必要になってから買うことです。「いつか」ですから、かなり先になるかもしれません。もしかしたら永遠に来ないかもしれません。「いつか」までの時間と、モノを保管しておくのに必要な空間とを掛け合わせたものと「モノの値段」を比較してください。前者のほうが圧倒的に高くつきます。「いつか」は永遠に訪れないのです。 「2度と買えないモノ」なら、買っておいてもいいでしょう。ただ、今の世の中で2度と買えないモノはほとんどありません。問題は、あなた自身に思い出の品としての愛着があるかどうかです。愛着があるなら、思い出用の箱として目につかないところにしまっておく。ふだん使わなくても、大切に取っておきたいモノがあります。それは倉庫にしまっておくという形でいいのです。家の中が散らかって見えるのは、思い出として捨てられないモノと、 骨董 価値が出そうで捨てられないモノと、もう使わないけれどもまだ使えるモノとが一緒に置かれているからです。「なぜこれを取っておくのか」その根拠をこれらの基準に照らし合わせてみるとそれがよくわかります。まず、家の中に取ってあるモノ1つ1つの根拠を自分なりにチェックすることから始めてみてください。

必要なものは必要なときにということでしょうか。買い溜めしていても問題にならない日常消耗品ならばまだしも、いつ使うかわからないものとかでも東急ハンズとかいくと欲しくなっちゃいますよね。しかしそれが収納が足りなくなる原因になるのでやめましょう。

効率よく片付けるためにはやはりものは少ない方が良いです。頭のいい捨て方・片付け方の60の技法であなたの部屋をスッキリ爽快に!