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結果を出したいならアウトプットが先!

インプットよりアウトプットが大事。だからインプットしたらアウトプットしなさい。これはよく言われていることです。でもほんとうはそれよりもっと大事なことがあります。「順番」です。結果を出したかったら、インプットよりアウトプットを先にすることで、人生は大きく変わります。私たち日本人は、几帳面な性格で、なにかをはじめるとき準備を決して怠りません。だからインプットに時間をかけます。でもできる人は、まず、アウトプットからはじめます。そして走りながら足りない部分をインプットする。これができると、断然成功が早まります。本書でそのノウハウと効果をぜひ、自分のものにしてください。

最小限のインプットをしたらすぐにアウトプット

日本人は真面目なので、何かをやりはじめるとき、「最初にインプット(準備)を十分にしなければいけない」と思っている人が多くいます。でも成功したいなら考え方は逆です。最小限のインプットをしたらすぐアウトプットをはじめる。それでこそ最速で結果を引き寄せます。早く行動を起こせば、その分、早く結果が出る。それが自信につながり、仕事が好きになる。仕事を好きになれば、さらに大きな結果が出る。つまりアウトプットこそが、実は重要なインプットにもなるのです。

迷ったらまず行動に!僕も最初ブログを始めた時は、無料のライブドアブログでライトな感じで始めましたが、すぐにそれでは満足できなくなり、レンタルサーバーを借りてWordPressに移行しました。自由度は格段に上がり満足度も無料では得られないものとなっています。まさしくアウトプットしながら、フィードバックを得てさらに深く物事にのめり込むサイクルです。これからブログを始める人なんかも軽い気持ちで始めて見るのがよいでしょう。SNSなども同じことが言えます。自由な時間があるのなら、Instagramなどに載せる写真を撮ってみると意外なことに「いいね!」がたくさん返ってくることも。ただの読書好きおじさんでもフォロワー8000人以上のアカウントに育てることができたので、若い人のためのツールと敬遠しているのはもったいないです。

インプットに無駄な時間とお金を費やさない

多くの方は、今まで仕事をするとき、インプットにどれくらい時間をかけてきたでしょうか?本を読んだ時間、勉強をした時間、セミナーに出た時間、本にかけたお金‥‥。インプットにかけてきた、すべての時間やお金は膨大だと思います。もしこれらの時間をアウトプットに使っていたら、今の何十倍もの結果を出せていたと思います。「本を読むだけ」「セミナーに行くだけ」。そんな20分で忘れることに時間をかけるなんて、こんな非効率なことはありません。人間、アウトプットをしてこそ成果が出る。だから今すぐインプットをする手を止めて、アウトプットを優先させてください。きっと人生は変わります。

僕は無駄にインプットが多い。石橋を叩いて渡るタイプなので、事前に準備を怠らないよういろんな可能性を考える。そんな僕でもすぐにでも行動に移した方が良さそうなものに対しては、インプットはそこそこにしていざアウトプットということも。買い物にだってその傾向は出ています。欲しいものが出てきた時はすぐに飛びつかず少し冷静になってからもう一度必要なものかどうかを精査するなんて人もいるだろうが、僕の場合は衝動買いが多い。失敗も多いが少なくともその衝動のままに購買行動に移った結果得たものに対しては、愛着がワンランク上のものが多いような気がする。

アウトプットを前提に読書をする

「本を100冊読みました」「偉いね」でもありませんし、10冊の本を読んで終わる人よりも、1冊の本をしっかり読んで、しっかりアウトプットした方が、はるかに身につくわけです。

1冊を熟読してアウトプットすることに異論はないが、手に取った本が取るに足らないものだった場合目も当てられないので、自分が知りたいと思うテーマがあったら複数冊同じテーマの本を用意して重複する内容を探すのが良いと思います。アウトプットに値する内容かどうかが大事。引き寄せの法則とかをまじで信じて痛いことにならないためにも。読書はアウトプットを前提として読むのが良いと思います。読書量は自分に合った量で良いと思います。どうせ読んだ内容なんかすぐに忘れてしまうのだから。人間の記憶なんてたかが知れています。映画やドラマのラストシーンだって5年もすれば忘れてしまいますよね。記憶にとどめるためには、アウトプットと覚えておきましょう。もし本を読む気になったのなら、ブログでもSNSでもAmazonレビューでもいいのでその内容を書いたり、人に話したりすると良いでしょう。

読書などの一般的なインプットをアウトプットにつなげる方法から、見た目という「アウトプット」にまで言及。ビジネスマンに必要なアウトプットが様々な角度からその必要性を説く書籍となっております。