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金運をあげて、お金に困らない人になる方法、教えます!お金持ちになりたいと思ったら、あなたは何をしますか? 一攫千金をねらう? それとも 節約や貯金をする? 残念ながら、その方法ではお金持ちにはなれません。お金持ちになるために必要なこと、それは、お金の勉強をして、金銭感覚を磨くことです。一見、難しくて大変そうに思えますが、そんなことはありません。「請求書をチェックする習慣をつける」「数字をきれいに、ケタをそろえて書く」「『お金がない』と言わない」……、そんな日常のちょっとしたことを積み重ねていけばいいのです。「お金に興味がない」と言う人は、お金で苦労をします。「お金の話をするなんてイヤらしい」という考えは捨てて、「お金は大好きだ」と言ってみましょう。お金は目的ではなく手段です。お金に振り回されず、お金に困ることもない、幸せな人生を送りましょう。

ダイエットの天敵、ホテルビュッフェ

私はホテルのサービスの研修講師をしているので、あちこちのホテルへ行きます。ホテルの中で一番好きなところは、ビュッフェです。ラスベガスへ行っても、朝・昼・晩、ビュッフェで食べています。ビュッフェは楽しいです。安いし、次の料理が出てこなくてイライラすることもありません。自分のペースで組み合わせて食べるのが好きなのです。ビュッフェの取り方で、その人の金運が大体わかります。いきなりてんこ盛りにしている人がいます。気持ちはわかります。興奮しすぎなのです。そんなにあせらなくても、ビュッフェは何回行ってもいいし、お皿も1枚だけではありません。金運のない人は、そもそも計画性がないのです。入口にトレーが置いてあって、料理が反時計まわりに並んでいます。ビュッフェで、いきなり汁物はないのです。計画性のない人は、まず、スープ、ジュースなどのドリンク類を取りに行きます。危ないのはカレーです。全体を見ないので、「今日はこれとこれとこれにしよう」というダンドリが何もありません。いきなりトレーを持って、すぐに取りに行くので、こっちに和食があったことにあとで気づくのです。

僕はホテルのビュッフェではほとんど食事を取らない。最低限の量を少しずつとる。ダイエット中というのもあるが、食事は逃げないので焦っていっぱい盛る必要はないからだ。足りなければまた取りに行けばいいだけなのでガッつくことは無い。どんなメニューがあるか見渡した後に少量とるのが良いかと思います。お皿だって汚れたら新しいものに変えればいいだけなので。よく原価の高いものを中心に食べて元を取ろうとする人がいるが、それでは本当の意味で食事を楽しめません。たくさんのメニューがあるのですから、好きなものを好きなように少量とって回るのが良いかと。

ご祝儀をいただいたら、独り占めしない

若い前座さんに、ごひいきのだんな衆がご祝儀をあげます。落語には、前座、二つ目、真打ちがいます。一番下の前座が、ご祝儀を黙ってもらっているのです。結構な金額が入っている時ほど、「ラッキー」と思って黙ってもらってしまいます。ご祝儀は、本来、「どこどこのだんなさんから、こういうのをいだきました」と師匠に報告し、みんなに分配されるものです。ご祝儀を渡した側も、「みんなで分けてね」というつもりで渡しているのです。それを黙っていると、師匠が恥をかくことになります。「この間、うちの前座にご祝儀をいただきまして、ありがとうございます」の一言が言えなくなるのです。「私はご祝儀なんて関係ない」と思ったら、大間違いです。これに似たような状況はたくさんあります。たとえば、私の事務所には秘書室に秘書が4人います。いただきものがあると、みんなで山分けです。1粒500円のイチゴのあまおうが届いても、みんなで山分けします。いいモノだけ私がとって、あまり興味のないモノをみんなに押しつけるのも感じが悪いのです。 大切なのは、誰かに何かをもらったら、必ず上司に報告することです。 お礼を言い忘れたら失礼になるからです。

サービス業を営んでいると、お客様から旅行のお土産とかをいただくことがあります。そうした場合、必ずみんなで山分けするようにします。シフト制の仕事の場合、誰からの頂き物か業務連絡ノートなどに書いておくと良いでしょう。そうすれば、そのお客様が再度来店した際にシフトに入っている従業員はお礼を言うことができます。こうした細かなことを面倒くさがると、お礼を言わない失礼が生じてしまいます。

おこずかいを1年分まとめて渡す

お金の神様と言われる 邱永漢 さんは、子どもにお金の教育をさせるために、すごいことをします。子どものおこづかいを1年分丸渡しするのです。子どものおこづかいは、1年分にするとけっこうな額です。でも、なくなるのは一瞬です。一気になくなったら、子どもは勉強せざるを得なくなります。最初の1年は、一気にもらって、全部なくします。大変なことになって、「こんなことをしたらいけない」と、子どもは自分でお金を管理するようになります。ところが、親はたいてい逆をします。「お金をムダづかいしてはダメ」と言って、今日の分ずつ渡すようなことをするのです。結婚したら、ワンコインご主人です。奥さんから「ハイ、今日の500円」と渡されます。このデフレの時代でも、500円はきついです。

一年分おこずかいをまとめて渡すことは、子供の金銭感覚を養うのに有効な方法だと僕も思います。一気に使ってしまうと、あとで困るのは自分です。無くなってしまっても後から追加で上げることをしなければ、翌年から計画的に使うようになるでしょう。

人は誰でもお金持ちになりたいと願います。無いよりあった方が良いものです。お金持ちマインドを学ぶための習慣がいくつも載っていて、良い習慣を身につけるのに最適。まずはお金を払う立場の時でも、商品を受け取る際「ありがとう」と言ってみよう。