
1日は1440分
あなたがよほどの変わり者でなければ、特に貴重なものとして配偶者や子ども、友人、健康、お金、そして時間を挙げたはずだ。大成功した人々も同じようなものを挙げる。違うのは、時間をすべての中で最も重要な項目と位置づけていることだ。一番は健康だと思っただろうか?健康になることは可能だ。しかし、健康でも具合が悪くなることはあるし、具合が悪くなっても再び健康は取り戻せる。お金は?全財産を失う可能性もあるが、全財産取り戻す可能性だってある。友人?もちろん大切だ。とはいうものの、もう連絡を取っていない大学時代の友人が何人いることだろう?あるいは、結婚式に出席してもらったきり顔を合わせていない人たちは?たしかに友人はかけがえのないものだ。しかし人は、友人を失ったり、新たな友人を作ったりを絶えず繰り返すものなのだ。そう、パートナーはあなたの全てだ。その一方、半数の夫婦が離婚し、多くの離婚者が新たな配偶者を得ているのもまた事実。突然、最愛の人が変わることもあるのだ。しかし、時間はどうだろう。失った時間は決して取り戻せない。時間を消費してしまったから追加で手に入れよう、というわけにはいかない。時間を買うことも、レンタルすることも、拝借することもできないのだ。
時間は皆に平等に1日1440分あるのだが、普通に働いていたら、仕事に時間を奪われてしまう。それはお金に換金されていくわけだが、そのお金はあなたに取って妥当なものか?この問題はワークライフバランスという言葉が流行ってきているので、考えている人も多いのではないだろうか。僕は時間とのトレードオフの極端な形としてお金は生きていくのに最低限の収入だけで、あとは時間に変えて生活しています。何かと不自由だったり、急な出費があると働いていた時の貯金を切りくずさなければならなかったりということはあるが、有り余る時間で自由な生活をさせていただいている。こんな生活をしているので、女性は寄り付かないし、結婚は遠のいていますがww
時間は最も重要な貴重品
考えてみてほしい。自分がどれだけお金に気を配っていることか。お金を稼ぐためにせっせと働き、銀行口座のお金の流れをチェックし、最適な資産運用法を調べ、収入の増やし方を本で勉強し、お金を盗まれやしないかと気をもんでいる。財布を外に置きっぱなしにすることなど、絶対にない。キャッシュカードとパスワードをみだりに他人に渡すことなどありえない。それなのに、私たちは概して、時間には無頓着である。時間は1番の貴重品だというのに、日常的に他人に盗まれるがままになっている。あなたの人生を変える魔法の数字、それが1440だ。
InstagramなどのSNSでも徐々にフォロワーが増えてくると、「投稿のお知らせをオン」に設定していると、ひっきりなしに投稿のお知らせがプッシュ通知され、自分の時間をどんどん盗まれてしまいます。なので最近は、「投稿のお知らせをオフ」にして自分の空き時間のみ他人の投稿を見るように設定し直しました。
29人のオールAの学生に学ぶ時間管理の秘訣
- ソーシャルメディアを避ける
- スケジュール表を使う
- 優先事項に専念する
- 異性との交際はあきらめる
- テレビを見ない
- 友達との時間を予定に入れる
- リラックスする時間を予定に入れる
- 手書きでノートを取る
- ポロドーロ・テクニック
- 短期目標を設定する
- 長期目標を設定する
学生として高い生産性と成功を達成する方法は決してひとつではない。私は自身の家庭内でそのことを実感させられる。2人のティーンエイジャーの娘はどちらもオールAを取っているが、その勉強習慣は全く異なるのだ。ひとりは音楽を聴きながら勉強をするが、もうひとりは宿題をひとつ片づけた〝ごほうび〟としてSNSをチェックするが、もうひとりはSNSの誘惑を避けるため別の部屋に携帯電話を置いている。他グループと最も異なる点を挙げると、このグループは、SNSへの言及が非常に多い。ほとんど全員がスナップチャットやインスタグラム、フェイスブックの誘惑について触れ、そうしたものをついやってしまう事態を避けるため、特定のアプリ(セルフコントロールやステイフォーカスト)を使うよう勧める人も多かった。
SNSの誘惑に勝つために用いるのもスマホアプリという、現代の学生らしい部分が垣間見える結果だ。
1日は1440分、この限りある時間をどう有効に使うかを、お金の管理と同じように行えば生産性が上がりワンランク上の充実した生活を送ることができるようになるだろう。時間管理をする上で、障害となっているものは何かを考えていくことを習慣づければ良い結果を得られるのではないだろうか。
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