少年犯罪、ひきこもり、ストーカー、中高年自殺といった現代の社会問題の主役は、大半が「男」である。男が弱くなった、危なくなったと言われて久しいが、何が彼らをそうさせているのか。他方、いまの日本の女たちはもはや男など頼りにせず、決然と自立を目指しているかのよ ...
2019年10月
「弱者」とはだれか|小浜 逸郎
「弱者に優しい政治を」「差別のない明るい社会を」といった、だれも異議を唱えることのできないスローガン。しかし、現代社会における「弱者」とは、ほんとうはどういう存在なのだろうか?本書では、障害者、部落差別、マスコミの表現規制など、日常生活で体験するマイノリ ...
『知っているようで知らない「お天気」の本』大野 治夫
今にも雨が降り出しそうな空を見上げて、ふと疑問に思うことはありませんか―「なぜ雨雲は黒く見えるんだろう?」。天気予報を聞いていて、気になる言葉に引っかかることは?―「アメダスって何!?」。この本は、気象予報士であり、ラジオで人気のお天気キャスターである著者 ...
ダーウィニズム心理学 記憶、感情、意識の謎に答える|坂下 景
ここにはすべての物事の原理がある。記憶、言語、思考、感情、性格、意識など心についての根源的な謎に、生物進化の観点から生まれた「感情のロジック・ツリー理論」「意識のトポロジカル・ループ理論」「言語の意味の身体運動感覚説」の3つの理論で、明解かつ簡潔に答える。 ...
ベーシックインカムを問いなおす その現実と可能性
ベーシックインカム(BI)は現代社会の救世主たりうるか!? 社会運動や政策提言の最前線にたつ論者や研究者が、BI の意義と限界をさまざまな角度から検討。不明確な労働基準まず、すでに述べたように、BIが給付されても生活のニーズが満たされるものではないために、人々は ...