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もったいなくて、片付けられない人。せっかく片付けたのに、またすぐリバウンドしてしまう人。片付けることで、仕事も恋愛もチャンスを掴みたい人。そんな人たちに送る本書。「片づけられる人」は、仕事も、恋愛も、人間関係もうまくいく。「片づける」=「モノを捨てる」ことが、生まれ変わるキッカケになるのだ。人生が変わる「捨てる」習慣65を紹介。

ヤル気が出ないときは、片付けよう

「片付けたいけど、ヤル気が出ない」というのは、発想が逆です。「片付けると、ヤル気が湧いてくる」のです。脳の中に、ヤル気スイッチがあります。体を動かすことで、ヤル気スイッチが入ります。そんなにハードな運動をする必要はありません。ジョギングやウォーキング、片付けることぐらいの軽作業で十分です。体が動くと血流が流れ始めます。動く習慣がつくと、エンジンがかかって、ヤル気スイッチが入って、だんだんヤル気が湧いてきます。

掃除や片付けはつい面倒だと後回しにしがちだが、スイッチを入れるための習慣と思えば少し見方が変わってくる。頭がスッキリしないときや、気分転換したいときにも片付けは効果を発揮する。そのほかにも寝起きなんかだと、とりあえず布団から出て、歯を磨き顔を洗ったりするとスイッチが入ったりする。僕の場合、その日の気分に合った香水を見にまとうことで気分を変えたりしています。そうした自分なりのスイッチの入れ方を持っているとヤル気が出ないときもスムーズに行動につなげられます。

チームの片付け係になろう。

一流店は、食べ終わったお皿を下げるのが早いです。二流店は、お皿を下げるのが遅いです。三流店はお皿をずっと起きっ放しです。お客様が帰ったあとも、置きっ放しです。お店の外で行列をして待つお客様が怒るのは、「あそこ、あいてるじゃないか」と片づけていないテーブルを見たときです。時々、わざと片づけないお店があります。片づけるとお客様を入れなければならないので、自分たちが疲れるからです。片づけが間に合わないフリをしてサボタージュが起こる店は、つぶれます。

僕はあまり外食をしないが、酒類全般を飲まないので食べるのが早い。当然お皿が空く速度も速いのだが、ホテルなどでもきちっとしたところだとちゃんとお皿を下げにきて次の料理が出てくる。お皿にポテトだけ残っている状態で「おすみですか」と聞くと「まだ食べてるから」と言われることがありますが、コミュニケーションが取れて入れば客が怒ることはありません。片づけられるかどうかは、コミュニケーション能力に関わってくるのです。

使うことが、モノへの愛情だ。

「汚れないように、ちゃんとしまってあります」というのは、服としては悲しい展開です。本来汚れてもいいから使ってもらうことが服の喜びです。「持っていることで満足する生き方」と「使うことで満足する生き方」のどちらを選ぶかです。持っていることで満足する人は、ひたすらモノが増えていきます。持っていることで満足する生き方を、早く切りかえた方がいいのです。

買ったらハイブランドのものであろうとそうでなかろうとガンガン着るし、使うというのが僕のスタンス。そして普段のローテーション入りできないような洋服などは買わない。いくら店先で良さそうな洋服やバッグなどが合っても自分のワードローブに必要ないものは買いません。そうすることでひとつひとつのモノへ愛着もわきます。そしてヘタったら感謝を込めて処分します。クローゼットの中は常に一軍ばかりで構成されているのが理想です。

そしてもう一つはサイズの合わなくなったものは取っておかないこと。太っていた頃の洋服は全部処分が基本。いつか再び太ってしまったときのためにサイズの大きめな洋服を取って置いたりするとその洋服のサイズまでまっしぐらに太っていきます。痩せたら着ようと思って置いているのも、流行とのズレが生じるのでやめておいたほうがいいと思います。実際痩せたらご褒美として流行りのものを買えばいいだけです。

片付かないのは、特に好きなものがないからだ。

好きな本の横に、好きでもない本は置きたくありません。本の捨て方で言うと、マイベスト100を決めたら常に入れ替え戦です。これを残すなら何が落ちるのかという、入れ替え戦ををやります。それが、本当のマイベスト100です。「好きな本は残しておこう」というアバウトな感覚でいると、基準がどんどん下がっていくのです。(中略)

100冊入る本棚しか持っていなければ、マイベスト100冊を選べばいいのです。本が増えたからといって本棚を買い足していくと、永遠に読まない本を置き続けることになります。片づける時には、先に量を決めるのではありません。先にスペースを決めてしまえばいいのです。その制約があると、片づけの工夫ができるようになるのです。

僕の部屋は狭いので本棚(ただの棚)は70冊程度しか収納できません。50冊のお気に入りと20冊の積読本というのが内訳です。最初は本棚の購入も考えましたが、しっかりとしたものでデザインも秀逸なものを探すと意外と値がはる。なので発想を変えマイベスト50以外はブックオフに売り払ってしまうことに。本棚購入代金がかからなかった上に、読み終わった本を売り払ったお金でまた新しい本が何冊か買える好循環が生まれました。

片づけが苦手な人もそうでない人も、片づけのメリットを感じられる書籍となっています。自分はどうして片づけが苦手なのかと悩んでいる人にもオススメです。思い切った断捨離で日々の生活を豊かなものにしてみませんか?