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仕事においても、家庭においても、自分の意にそぐわない、不都合なことがいろいろ起きている時、そういった問題に対して、自分が正しければ、問題は自然と解決するはずという誤った思い込みを持っていた訳者。しかし、そんな誤った思い込みをこの本は強烈に砕かれることに。この本を読むことで、現実に立ち向かうことができ、人生のコントロール権を取り戻すことができる。

人生をコントロールできない病

もしあなたも、「人生をコントロールできない病」に罹っているなら、次の項目の中に当てはまっているものがあるかもしれない。

  • 今の仕事でもっとお金を稼げないことに不満を抱いている
  • 自分には今以上のことを成し遂げる能力がある
  • 型にはまってしまって、望むものが手に入らない
  • 自分にうんざりしている
  • 感情の欠けた不毛の生活、あるいは結婚に黙って堪えている
  • 死ぬほど退屈でやりがいのない仕事を無気力にだらだら続けている
  • 目標達成に向けて努力を払っていない情熱も計画も目標もなく、人生を「おざなりに生きている」
  • 実際にはあなたの行動には信じられないほど危険が伴うのに、空想の世界に生きて自分が失敗することはないと思っている
  • 苦労や自分が望むものを手にすることを放棄し、望んでもいないものが多すぎる安全地帯に引きこもっている
  • 変わる見込みのほとんどない孤独な人生を送っている
  • 罪悪感や不満、憂鬱をいつまでも引きずって生きている

こういった項目にいくつか当てはまるならこの本は有用になるかもしれない。まずはこのような人生の環境やなんかについて、何か行動を起こそうが起こすまいが、どんどん月日は流れていくことを理解すること。知らぬが仏という諺どうりの行き方をやめ決心すること。あなたがこれから起こす行動や選択は、心の平和や喜びではなく、痛みや恐怖をもたらすかもしれないが、とにかく決心することだ。

正しいかどうかではなく、うまくいってるかどうか

いつでも昔の取り組み方に戻ることができる。今のやり方でうまくいっていないなら、進んでそれを変える決意をしてほしい。これはなにも、比喩的な意味でいっているのではない。文字どうりの意味だ。結婚生活や自己管理がうまくいっていないなら、今と違う行動をとろう。「子育て」がうまくいかないなら、たとえ自分が絶対正しいと思っていても、やり方を変えるべきだ。なぜ人生の敗者でいることに甘んじなければならないのか?「自分は正しい」とか「自分が正しいことを認めさせる」といったことは忘れよう。今のやり方でうまくいかないなら、違う方法をとることだ。「うまくいってるか、いってないか」があなたの考えや行動を図る物差しになる。簡単明瞭だ。あなたはもう十分長い間正しかった。今度は、勝者になる番だ。

物事がうまく運ばないとき、総じて一つのやり方に固執している自分がいたりする。そんなどん詰まりな状況を打破するため、この言葉は価値があるように思う。当たり前のことを言っているだけなのだが、うまくいっていない時こそ取り組み方を変えてみる。違った視点でものを見ることもできるようになるし、何より凝り固まった状態をほぐしてくれる役割も担ってくれる。それでも前の方がマシだった場合、元に戻ればいいだけだ。

マンネリ度診断テスト

  1. 自由な時間があると、もっぱら、「カウチポテト族」になってテレビでお笑い番組やバイオレンス・ドラマを見て過ごしている。
  2. Tシャツとだぶだぶのズボンやパジャマ姿が「制服」と言えるくらい、家ではいつも同じ服を着ている。
  3. 五分前にのぞいた時にはなかったものが見つかるかもしれないとばかりに、冷蔵庫の中をじっと見つめることがある。
  4. まるでスポーツを観戦するかのように、それも安い席で観戦するかのように、人生を扱っている。
  5. テレビを見ていて、登場人物になりきるくらいまで感情移入して、まるで実在の人間であるかのように話す。
  6. 思い切ってお急ぎの人用レジに並ぶ前に、カートの中にある商品の数を何度も数える。
  7. 口にする話題は、仕事や子供の話ばかりだ。
  8. 珍しく、出かけようと決心しても、行き先を決めるのに三〇分以上かかる。
  9. 外食する時には安い店にしかいかず、高級店には入らない。
  10. セックスするのは、年に四回で、それもテレビのコマーシャルの時間に合わせて四分以内で終わらせる。
  11. 現実には絶対にしないことについて、空想にふける。
  12. 幸せいっぱいに見える人がいても、そんなに幸せになれるはずがないと思っているので、疑いの目を向ける。
  13. 人といる時より一人だけでいる時のほうが、行動の基準が低い。
  14. 自分の人生で起こりうる最も胸躍ることは、すでに起きてしまった。
  15. 目覚めた時、また新しい一日をはじめるのが恐い。
  16. 人の中にいても孤独を感じる。
  17. 自分の容貌や身だしなみの基準が下がってきたように思う。
  18. 人生の目標は、あと一週間、あるいはあと一ヶ月、なんとか暮らしていくことである。
  19. どんな質問かにかかわらず、「ノー」と返事することが多い。
  20. 知らない人に会おうと思ったら、車のボンネットの上に身を投げ出してもらうか、自分が見ているテレビの前に座ってもらわなければならない。

「はい」という答えが8個以上あれば、あなたは型にはまっている。「はい」が12個以上の場合かなりの重症。この本を読んで型にはまった生活から一歩踏み出そう。