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テレビで話題!「グリット・スケール」であなたの「やり抜く力」がわかる!誰でもどんな分野でも最上位の目標に向かい中位、下位の目標をこなしすことで一流になれる。遺伝で決まってしまう要素もあるが、生まれてからの環境と「やり抜く力」があなたを高みに連れて行きます。やり抜く力は伸ばすことができるその効果的方法を伝授!!

才能を「えこひいき」することの悪影響

誰でも新しいことを始めた時、学習曲線が上昇するのが早いと感じた経験があるだろう。新しいことなので吸収もひときわ早いのだ。この学習曲線がひときわ急激に伸びるいわゆる生まれつきの才能を持つ人の存在も認めざるを得ない。しかしこういった「才能」に対するえこひいきが弊害をもたらす例として、「才能」だけにスポットライトを当てることで、ほかの全てが影に覆われてしまうといった危険性が挙げられる。「やり抜く力」を含め、実際に重要な他の要素を価値あるものとして評価した方が良い結果を得られるのだ。

「芸術家の素晴らしい作品を見ても、それがどれほどの努力と鍛錬に裏打ちされているかを見抜ける人はいない。その方がむしろ好都合と言っていい。気の遠くなるような努力のたまものだと知ったら、感動が薄れるかもしれないから」

自分が楽だから人を神格化するケースとして、ニーチェは上記のような言葉を残している。確かに圧倒的な才能で描かれた作品と思えば、それを神格化し自分がそこにはたどり着けない言い訳として機能する。これを読んでる人には是非、天賦の才だと言って片付けたりしないでほしい。才能に恵まれていない人でも偉大な達人になれるのだから。2倍の才能があっても1/2の努力では負けてしまうのだから。

あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか?

以下の質問に5段階(奇数の質問 5:全く当てはまらない 4:あまり当てはまらない 3:幾らか当てはまる 2:かなり当てはまる 1:非常に当てはまる 偶数の質問 1:全く当てはまらない 2:あまり当てはまらない 3:幾らか当てはまる 4:かなり当てはまる 5:非常に当てはまる)で答えて見てほしい。やり抜く力の要素「情熱」「粘り強さ」のスコアを個々に見たい場合は、「情熱」:奇数の問題だけに回答し、得点を合計、5で割る。「粘り強さ」:偶数の問題だけに回答し、得点を合計、5で割る。

グリット・スコア

  1. 新しいアイディアやプロジェクトが出てくると、ついそちらに気を取られてしまう。
  2. 私は挫折をしてもめげない。簡単にはあきらめない。
  3. 目標を設定しても、すぐ別の目標に乗り換えることが多い。
  4. 私は努力家だ。
  5. 達成まで何ヶ月もかかることに、ずっと集中して取り組むことがなかなかできない。
  6. いちど始めたことは、必ずやり遂げる。
  7. 興味の対象が毎年のように変わる。
  8. 私は勤勉だ。絶対にあきらめない。
  9. アイディアやプロジェクトに夢中になってもすぐに興味を失ってしまったことがある。
  10. 重要な課題を克服するために、挫折を乗り越えた経験がある。

僕の結果は「情熱」:2.8 「粘り強さ」:3.2 「総合」:3 という結果にこれはアメリカ人の成人のグリッド・スコアの20%よりも「やり抜く力」が強いという結果。

アメリカ人の成人のグリット・スコア

  • パーセンタイル値 10% グリット・スコア 2.5
  • パーセンタイル値 20% グリット・スコア 3.0
  • パーセンタイル値 30% グリット・スコア 3.3
  • パーセンタイル値 40% グリット・スコア 3.5
  • パーセンタイル値 50% グリット・スコア 3.8
  • パーセンタイル値 60% グリット・スコア 3.9
  • パーセンタイル値 70% グリット・スコア 4.1
  • パーセンタイル値 80% グリット・スコア 4.3
  • パーセンタイル値 90% グリット・スコア 4.5
  • パーセンタイル値 95% グリット・スコア 4.7
  • パーセンタイル値 99% グリット・スコア 4.9

自分でも飽きっぽく物事に長い間、勤勉に取り組めないと自覚があるのでまあこんなもんかと言った感じ。一つのことにじっくりと長い間取り組む姿勢が偉業を成し遂げた人たちに共通するポイントだ。

年上ほど「やり抜く力」が強いというデータ

グリット・スケールのスコアを年齢別にみると年配者ほどスコアが高い(5に近い)というデータがある。年齢とともにこのスコアは変化する、言い換えれば「やり抜く力」は伸ばすことができるのだ。まず興味を持って何かと接する、そして掘り下げ練習する。その過程で情熱を向けていることによって「人の役に立ちたい」などの目的意識に目覚める。そして希望は困難に立ち向かうための粘り強さを醸成する。10年間で1万時間の練習というのが一気に広まったのにはそれなりの理由がある。辛い時もめげずに続けられるかは『私ならできる』と思えるかどうかにかかっている。その信念は、自尊心からくるもので、それまでの人生で周りの人たちが自信をもたせてくれたおかげだ。

「勤勉さ」は練習によって身につけられる

子供たちが簡単な課題に慣れて上達したところで、何人かの子どもたちには、もっと難しい別の課題をやらせた。いっぽう残りの子どもたちには、別の課題でも簡単なことをやらせた。どちらのグループの子どもたちにも、小銭を与え。「よくできました」とほめた。そのあとで、両方のグループの子どもたちに、リストに並んでいる単語を紙に書き写すという単純な課題を与えた。その結果は、ラットの実験結果と全く同じだった。難しい課題を与えられていた生徒の方が、ずっと簡単な課題を与えられていた生徒よりも、単語を書き写す課題に黙々と熱心に取り組んだのだ。

これは大人でも同じではないだろうか、負荷のかかる作業に取り組んでいる人の方が我慢強く物事に取り組む姿勢が顕著に出る。ハードなことに挑戦しする一方、区切りのいいところまで頑張ったらやめてもいいというルールを作り、ハードなことを自分で選ぶ。新しいことでも今取り組んでいることでも、最低でも2年間は続けなければならないと肝に銘じる。

「天才」とは「自分の全存在をかけて、たゆまぬ努力によって卓越性を究めること」と定義し、あなたに同じ覚悟があれば、あなたも天才なのだ。